米カリフォルニア州ソノマ発 –
チーム・キャデラックは6月24日、ワインの里、カリフォルニア州ソノマで行われたSCCAスピード・ワールド・チャレンジGTレース(以下SCCA-GT)の第5ラウンドで、CTS-Vのドライバーとして参戦したアンディ・ピルグリムとジョニー・オコネルがそれぞれ第3位および4位を獲得。ピルグリムが3位でフィニッシュしたことにより、チーム・キャデラックは今季4度目の表彰台を勝ち取った。
タイヤとドライバーを苦しめる猛暑の中、40分間のタイムレースは、インフィニオン・レースウェイの1.99マイルのNASCARロードコースで行われた。スタート時はそれぞれ4位、5位だったピルグリムとオコネルだったが、4周目でマッキャンのバイパーを抜き、彼らのドライブするブラックのCTS-Vは3位と4位につけた。その後、フルコースコーションが発生し、リスタートされた17周の時点で、オコネルが3位に浮上。オコネルはトミー・アーチャーのバイパーを猛追したが、惜しくも2位には届かなかった。最終ラップ、ターン11のヘアピンカーブで、ピルグリムがオコネルを抜き去り、ピルグリムが3位表彰台を獲得。総ラップ数は27周だった。
今回のレース結果により、キャデラックのマニュファクチャラー・ポイントはポルシェと1点差(31-30)となり、ダッジに対して1点のリードとさらなる混戦模様に。ピルグリムのドライバーズ・ポイントは117点で3位の好位置をキープ、ポルシェドライバーのローソン・アッシェンバッハが、ピルグリムと5ポイント差の第1位、コルベットドライバーのルー・ジリオッティは1点差の2位となった。
ピルグリムは、「あの暑さの中、誰もがスリップやスライドしていた。つまり、最もスライドさせなかった者が勝てるという状況だった。タイヤの温度は極限に達していたし、最も軽量のマシンが勝ったのは納得がいく」と語った。
さらに「ジョニーと僕は、ずっと3位と4位につけていたが、トミーを捕らえるにはベストのポジションだった。ジョニーがトミーを追い、僕がその後を追う。理想的な展開だったがもう一歩だった」と続けた。
オコネルは、グリーンフラッグが振られた17周のリスタート時点で順位を上げた。「良いリスタートが切れたと思う。先頭のマシンはフラッグに向かって減速していた。そこでタイミングを見計らって僕が仕掛けたというわけだ。ただ、アンディは抜くことができたが、そこでトミーを抜けなかったのは残念だった。その後、バイパーを猛追したが、ラップ速度は限界に達していた。それに、前回マシンにダメージを与えてしまったこともあり、今回再びダメージを与えることはしたくなかったんだ」。
スピード・ワールド・チャレンジは、今回初めてNASCARネクステルカップシリーズと共同開催され、プロダクションベースのロードレースに新たな観客を呼び込むことに成功した。
チーム・キャデラックのプログラム・マネージャー、デイブ・スピッツアーは、「今週末、キャデラックに多くの新たな友人ができて、とてもハッピーだった。スピード・ワールド・チャレンジとしても、新たなファンを獲得していければいいと思っている。CTS-Vが、2台ともにいい走りを見せてくれたことは嬉しいが、結果は結果として受け止める必要がある。チーム・キャデラックは素晴らしいドライバーと素晴らしいチーム、そして素晴らしいレースカーを擁しているが、今回のような状況下ではまだ十分とはいえない。少なくとも今回の反省点をふまえ、次回、ソルトレイクシティのニューサーキットで行われるレースに活かしたい」と語った。
順位/ドライバー/マシン/ラップ
1. リカード・イメリ、ポルシェ911 GT3、27
2. トミー・アーチャー、ダッジ・バイパー、27
3. アンディ・ピルグリム、キャデラックCTS-V、27
4. ジョニー・オコネル、キャデラックCTS-V、27
5. マイク・マッキャン、ダッジ・バイパー、27
ドライバー/マシン/ポイント(カッコ内は優勝回数)
1. ローソン・アッシェンバッハ、ポルシェ911 GT3、122 (1)
2. ルー・ジリオッティ、コルベット、118 (1)
3. アンディ・ピルグリム/キャデラックCTS-V、117
4. マイク・マッキャン/ダッジ・バイパー、103 (1)
5. リカード・イメリ/ポルシェ911 GT3、100 (1)
1. ポルシェ、31 (2)
2. キャデラック、30 (1)
3. ダッジ、29 (1)
4. シボレー、19 (1) |
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