ピルグリム、ロードアトランタ・スピードGTで優勝

米ジョージア州ブラセルトン発(2006年9月29日)
ロードアトランタで行われたSCCAスピード・ワールド・チャレンジGTレースの第9ラウンドにおいて、チーム・キャデラックが優勝を飾った。アンディ・ピルグリムは、チーム・キャデラックとして初優勝を成し遂げ、チームに貴重な9ポイントをもたらした。また、ロン・フェローズがハンドルを握ったキャデラックCTS-Vも3位入賞と健闘した。

ピルグリムの優勝により、キャデラックはスピードGTのマニュファクチャラーズ・タイトルに肉迫。ポルシェと同ポイント、さらにダッジとは5ポイント差にまで縮まった。次戦は10月22日、モントレーのラグナ・セカ・レースウェイ。マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップをかけて、シーズン・ファイナルに挑む。また、ドライバーズ・ポイントにおいても、ピルグリムはポルシェのローソン・アッシェンバッハと7ポイント差の2位に浮上した。

1996年以来のワールド・チャレンジ優勝を手にしたピルグリムは、「本当に嬉しい。身震いするような快感を覚える。とにかく今日は、マニュファクチャラーズ・ポイントを取ることだけを考えて走った」と語った。

ピルグリムは、トミー・アーチャーのバイパーと並んで最前列でのスタート。最初のターンで、コルベットドライバーのレイトン・リースが首位に立つが、リースはジャンピングスタートによりペナルティが課せられる。その後、マックス・アンジェレリがドライブするキャデラックがアーチャーを追って2位に浮上、ピルグリムは3位につけた。アンジェレリは2周目、ハイスピードコーナーターンのダウンヒルでアーチャーの内側から追い抜きにかかったが、スピンしてタイヤバリアに接触。ピルグリムはアーチャーを猛追し、7周目でポイントを獲得。さらにロングストレートエンドのターン10で、バイパーを抜き、その後、じりじりとリードを広げて2位以下に6秒差をつけ、そのまま逃げ切った。

ピルグリムが快調にラップを重ねる間、ロン・フェローズはアーチャーと激しい2位争いを繰り広げていた。フェローズのキャデラックは、4周目には3位に浮上、14周目のターン10手前で2位につけた。だが、残り15周、アーチャーはフェローズに追従し、最終コーナーでフェローズがコントロールを失う間に2位を奪回。その後、2台は最後までもつれ合う接戦で、並走するようにフィニッシュした。

「かわせると思ったが、インサイドに寄られ、どうしようもなかった。今日は彼もミスしたし、僕も最後にミスしたから、貸し借りなしといったところかな」とフェローズは語った。

チーム・キャデラックのプログラムマネージャー、デーヴ・シュピッツアーは、「素晴らしいレースだったし、アンディがこの激戦の中から勝利を手にすることができ、格別の思いだ。ロンとトミーは大接戦となり、ロンの勝利はあと一歩だった。このところチーム・キャデラックは上り調子で、マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップに大きく前進した。ぜひこの勢いでファイナルレースに臨みたい」と語った。

SCCAスピードGTレース結果
順位/ドライバー/マシン/ラップ
1. アンディ・ピルグリム、キャデラックCTS-V、29
2. トミー・アーチャー、ダッジ・バイパー、29
3. ロン・フェローズ、キャデラックCTS-V、29
4. ボブ・ウッドハウス、ダッジ・バイパー、29
5. ローソン・アッシェンバッハ、ポルシェ911 GT3、29

スピードGTチャンピオンシップ順位表(10レース中9レース終了時)
ドライバー/マシン/ポイント(カッコ内は優勝回数)
1. ローソン・アッシェンバッハ、ポルシェ911 GT3、214 (1)
2. アンディ・ピルグリム/キャデラックCTS-V、207 (1)
3. ルー・ジリオッティ、コルベット、206 (2)
4. リカード・イメリ/ポルシェ911 GT3、189 (1)
5. トミー・アーチャー/ダッジ・バイパー、186 (1)

マニュファクチャラー/ポイント(カッコ内は優勝回数)
1. ダッジ、55 (2)
2. キャデラック、50 (2)
  ポルシェ、50 (2)
4. シボレー、35 (2)
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