米デトロイト発 2007年シーズンSCCAスピード・ワールド・チャレンジGT選手権のマニュファクチャラーズ・タイトル獲得に向け、チーム・キャデラックは2人のチャンピオンドライバーを擁し、万全の体制で臨む。
今シーズンから、2006年スピードGTチャンピオンのローソン・アッシェンバッハが、フルシーズンドライバーとしてキャデラックのファクトリー・チームに参加。2005年スピードGTチャンピオンのアンディ・ピルグリムと共に、新たなボディを身にまとったキャデラックCTS-Vレースカーで闘いに挑む。
「今シーズンを前に、スピードGTのチャンピオンドライバー2人を迎えることができ、チーム・キャデラックとして光栄に思う」と、チーム・キャデラックのプログラムマネージャー、デイブ・スピッツァーは語る。「ローソンは昨シーズン、持ち前のスピードと巧みなテクニックでチャンピオンシップを獲得した。若く、頭脳明晰で知性的なアメリカン・ドライバーの彼は、チーム・キャデラックにうってつけの人材だ」。
アッシェンバッハは23歳。昨シーズンは優勝1回、さらに全レースでトップ10フィニッシュを果たした。今シーズンのドライバーズ・タイトル獲得に大きな期待が寄せられている。
アッシェンバッハは、「これまで2度ほどチーム・キャデラックでテスト走行をしたが、非常に良い感触だった。フロントエンジン車をドライブしたのは初めてだった。
過去のレースはすべてオープンホイールのリアエンジンタイプだったからね。最初の2、3周こそ面食らったが、次第にキャデラックCTS-Vレースカーのハンドリング性能の良さとパワーの素晴らしさが理解でき、心から楽しむことができた。キャデラックは僕のドライビングスタイルに合うマシンだと思う」と語った。
また、「僕たちチームとしての目標は、キャデラックで2007年のマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得することだ。アンディと組めるのは非常に素晴らしい経験であり、アンディは僕に、データの分析の仕方や、マシンからベストの状態を引き出す方法を教えてくれている。彼は一流のドライバーでありながら、利己的な部分がまったくない。彼以上のチームメイトはいないよ」と付け加えた。
一方のピルグリムはチーム・キャデラックの設立以来、チームドライバーとして貢献してきた。そして2007年はキャデラックのハンドルを握って4度目のシーズンとなる。
「ローソンは若いが、レースの世界ですでに十分な経験があり、ドライバーとしての才能にも目を見張るものがある。そんな彼をチームメイトして迎え入れることを楽しみにしている。僕たちの最大の目標は、マニュファクチャラーズ・タイトルを獲得すること。僕自身、これまで6度のドライバーズ・タイトルを獲得しているが、タイトルは、取ろうとして取れるものじゃない。とにかくすべてのレースに万全の体制で臨み、ベストを尽くすだけだ。そうすれば、タイトルが向こうからやってくる」とピルグリムは語った。
アッシェンバッハは、シリーズチャンピオンを示す1番のゼッケンを付け、キャデラックCTS-Vを駆る。一方、ピルグリムには馴染みの8番が与えられる。また、チーム・キャデラックの三台目のマシンとなるCTS-V16号車は、複数のレースへの参戦が予定されている。
「SCCAスピードGTレースのファンの脳裏には、昨シーズン、チーム・キャデラックが素晴らしいドライバーを擁し、三台目のマシンであっといわせる事をやってくれたという記憶がある。2007年もファンの期待に応える戦いをしていきたい」と、シュピッツアーは抱負を語った。
チーム・キャデラックは今年、ボディを一新。その姿は、2月3日、フロリダ州マイアミで開催されるゴーカートレース、「キャデラック/モービル1・スーパーボウル・セレブリティ・グランプリ」で初披露される。新たなデザインのボディは、チームのイメージカラーである黒と赤のカラーを引き続き採用しつつ、「キャデラック」のロゴが新たに刻まれている。
2007年スピード・ワールド・チャレンジGTシリーズは、2007年3月16日、フロリダ州セブリングで開幕する。 |
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