GMの7月期小売販売台数は過去10ヶ月間で最高の計189,443台

・7月期の販売台数は前月よりもアップ。コアブランドのシボレー、GMC、ビュイック、キャデラックの販売台数の合計が6月比で12%増加したため。
・シボレーの小売販売は「カマロ」と新型「エクイノックス」が好調で前年同期よりも増加
・「シボレー・エクイノックス」の販売台数は新型モデルが好調で前年同期比78%増
・車両買い替え奨励金制度「CARS(Cash for Clunkers)」により、低燃費のGM新車への買い換え客が増加。シボレーの「アベオ」の総売上は124%増、クロスオーバーの「エクイノックス」および「HHR」はそれぞれ164%増と36%増、「コバルト」は38%アップ。ミッドサイズピックアップの「GMC・キャニオン」と「シボレー・コロラド」は6月比で38%増。

デトロイト — 米ゼネラルモーターズの米国販売店は7月、合計189,443台を販売し、6月期の小売販売台数よりも多い結果となった。この7月期の販売総数を前年同期比で見ると、昨年7月の業績が好調だったことや、今年のフリート販売の不振などを受け、19%の減少となっている。小売販売は前年同期比9%の減少で、フリート販売は前年同期比47%の減少である。しかし、7月の小売販売は6月よりも良好で、販売台数で見ると12,000台近く増加した。ピックアップトラックの売上は7月に入って回復の兆しを見せ、6月よりも16%増加。そのため、GMのトラックの小売販売が合計で先月よりも12%増加した。

GMの北米販売担当マーク・ラネーブ副社長は、「我が社の業績は、コアブランドであるシボレー、GMC、キャデラック、ビュイックの極めて優秀な製品によって牽引されている。市場はまだ厳しい状況ではあるものの、安定に向かいつつあり、GMの売上も再建プランで示していた当初の予想よりも速いスピードで上昇している。我々は7月期のGMの小売市場シェアが前年同期のそれを超えたと見ている。現在我々は、キャデラック『SRX』や『CTSスポーツワゴン』、シボレーの『カマロ』や『エクイノックス』などの優れた新商品を取り揃えているほか、魅力あるローンサービスや新たなリースサービスも用意している。また、新車を購入する際のコストを少なくするための車両買い替え奨励金制度「Cash-for-Clunkers」もあり、GMの新しい乗用車やトラックを検討するならば今が格好の時期と言える。もし議会が、この極めて人気の高い車両買い換え奨励金制度への更なる資金拠出を承認したならば、8月の売上は更にアップすると我々は予想している」と述べた。


昨年7月と比較すると、GMの販売台数は全体で45,741台減少した。これには、予め計画されていた30,423台のフリート販売の減少(47%減)が大きく影響している。このフリート販売台数における減少は、生産量と在庫量をタイトにコントロールすることによってGM販売店が在庫車数を市場の需要に見合った数まで減らすことができるようにするという戦略的な決断がもたらした必然的な結果である。小売販売台数は9%減の155,569台であった。GMのトラック全体の販売台数は前年同期比で18%減、乗用車は21%減の83,736台である。しかしながら、GMのクロスオーバーの全体の販売台数は 39,937台で、これは前年同期比6%の増加。これには6,600台以上を売り上げた「シボレー・トラバース」の力強い業績が貢献している。

6月の小売販売業績と比較した際の、GMのコアブランドにおける商品ハイライトを以下に記す。

・シボレー:シボレーの乗用車小売販売台数は、「アベオ」「コバルト」「インパラ」「マリブ」が貢献し、8%増加。シボレーのトラック販売台数は、「シルバラード」「サバーバン」「アバランチ」「コロラド」「HHR」「エクイノックス」が貢献し、27%増加。
・GMC:「シエラ」「キャニオン」「ユーコンXL」に牽引されて売上台数は8%増
・キャデラック:「エスカレードESV」の販売数32%増、「エスカレード」の販売数3%増

ラネーブ副社長は、「この車両買い換え奨励金制度(Cash-For-Clunkers)の実施がこのまま続けば、我々は8月も今のプラスの勢いが続くと期待している。GMが当制度に認定されて販売している車両数は、他メーカーの2倍で、具体的には、シボレーの『アベオ』『コバルト』『マリブ』『HHR』『シルバラード』、GMCの『シエラ』などがある。その他、クロスオーバーでは、『シボレー・トラバース』、『GMCアカディア』、『ビュイック・エンクレーブ』、そして、新型『GMCテレイン』、新型『シボレー・エクイノックス』、新型『キャデラックSRX』と、業界一の品揃えだ。明らかに、GM販売店には、お客様の要望に合致した乗用車およびトラックが揃っている」と話した。

GMのハイブリッド車については、7月の販売台数は1,487台。2009年に入ってから現在までにGMが販売したハイブリッドカーは9,836台となった。

コアブランド以外の販売台数は6月よりも減少し、「ポンティアック」が7%減、「サターン」が21%減、「ハマー」と「サーブ」が26%減となっている。

GMの在庫車両数は前年同期よりも減少し、予定していた50万台を切り、至上最下レベルとなった。7月、GMの各販売店では平均76日分の車両を保有していた。7月末の時点で、在庫車両数は約466,000台となり、これは昨年同期よりも約281,000台少なく(38%の減少)、6月よりも20%少ない。7月末の在庫車数の内訳は、乗用車が202,000台、トラック(クロスオーバー含む)が264,000台であった。

GM保証付き中古車販売

「GM保証付き中古車両」、「サターン保証付き中古車両」、「キャデラック保証付き中古車両」、「サーブ保証付き中古車両」そして「ハマー保証付き中古車両」の販売台数は合計で29,211台となった。

「GM保証付き中古車両」の7月期の販売台数は25,441台で、2008年7月比で29%減少した。「サターン保証付き中古車両」は29%減の829 台。「キャデラック保証付き中古車両」は35%減の2,383台、「サーブ保証付き中古車両」は52%減の371台、「ハマー保証付き中古車両」は16%増の187台であった。

ラネーブ副社長は、「我々は新しくなったGMに自信を持っている。そして、これまで以上の尽力を注いで、新車・中古車問わず、乗用車、トラック、SUV、クロスオーバーと、総合的な商品ラインナップを提供していく所存である。GMの保証付き中古車は、お客様に安心して購入していただける、すなわち素晴らしい価値を提供する商品。全米ネットワークのGM販売店は、既に購入済みの、あるいはこれから購入されるGMの保証付き中古車に対して、継続的に保証サービスを提供していく。ここにGM商品の耐久性および信頼性が示されている。GMの保証付き中古車両には様々な長期的保証サービスが含まれる。例えば、最長 12ヶ月/12,000マイル(先に到達した方を適用)の車両全体保証や、業界トップを誇る10万マイル/5年(先に到達した方を適用)限定パワートレイン保証などがある。こういった保証サービスが、業界最大の品揃えを誇る中古車両に適用されるのである」と述べた。


GMノースアメリカが2009年7月期の生産台数を発表。
また、2009年第3四半期の生産台数の初期予想は、2009年第1四半期・第2四半期よりも大幅増加の535,000台。

7月、GMノースアメリカは102,000台(乗用車39,000台、トラック63,000台)を生産した。これは同じく同地域で238,000台(乗用車116,000台、トラック122,000台)を生産した2008年7月期よりも57%(または136,000台)少ない。(総生産量のうち、合弁会社による生産台数は、2009年7月期が11,000台、2008年7月期が14,000台。)

また北米地域の2009年第3四半期の初期の生産台数予想は535,000台(乗用車210,000台、トラック325,000台)であり、これは前年同期比約42%減である。GMノースアメリカの2008年第3四半期の生産台数は915,000台(乗用車436,000台、トラック479,000台)であった。とは言え、2009年第3四半期の生産台数は、2009年第1四半期の371,000台および2009年第2四半期の395,000台よりも大幅に増加(第1四半期の44%増、第2四半期の35%増)している。


以上
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