・北米国際オートショーで4台を世界初公開:2010年型シボレー・エクイノックス、2010年型キャデラックSRX、2010年型ビュイック・ラクロス、コンセプトカーのキャデラック・コンバージ
デトロイト発—米ゼネラルモーターズは、北米国際オートショーにて、世界初公開となる4車を含む16車種の新モデルの乗用車ならびにクロスオーバー車を華々しく披露した。感情に強く訴えるデザイン、業界をリードする燃料効率性、そして先進テクノロジーの提供者としてのGMの飽くなき献身ぶりが強調された。
4台のワールドプレミア車——2010年型シボレー・エクイノックス、2010年型キャデラックSRX、2010年型ビュイック・ラクロス、コンセプトカーのキャデラック・コンバージに加え、シボレーは、極めて燃料効率の高い4ドア小型車「スパーク」と7シート多用途車「オーランド」生産し米国にて販売する旨を発表した。
「キャデラック・コンバージ」は、ラグジュアリーな走りを予感させるデザインになっている。コンバージ・コンセプトカーは、優れた設備と大胆なデザインを兼ね備えたグランドツーリングクーペで、多くのインタラクティブ・テクノロジーが盛り込まれ、エコ・フレンドリーで取替え可能な素材が至るところに使用されている。4人乗りコンバージ・コンセプトカーは、GMの革新的な電気推進装置「ボルテック」が、いかにラグジュアリー層の欲求に応えていけるかを見せるためにつくられている。
GMのリック・ワゴナー会長兼CEOは、「北米および世界レベルで過去数年にわたって推し進めてきていた再編を、劇的に加速・拡大させいる。そんな中で、今日という日は多くの意味において、ゼネラルモーターズにとっての新たな幕開けとなった」と述べた。
「ここ数ヵ月の金融ニュースの中に埋もれて目立たなくなってしまっているが、我々はここ数年間、消費者が本当に買いたいと思う乗用車やトラックを作るための目覚しい進歩を遂げてきた。同時に、次の世代に向けて我々が直面する最も重要な課題、つまり代替燃料による推進装置の開発において、業界を先導していくことに尽力している」と、ワゴナーは述べた。
以下、北米国際オートショーで発表した新開発・開発間近モデルをブランド別に紹介する。
■キャデラック
キャデラック・コンバージ・コンセプトカー(世界初公開):キャデラック・コンバージ・コンセプト車は、斬新なデザインとインタラクティブテクノロジーが満載のグランド・ツーリング・クーペとして開発された。定員4名のコンバージは、GM独自の画期的な電気推進技術「ボルテック」が、いかにキャデラックらしい“妥協をゆるさない”デザインのラグジュアリー・クーペの原動力となり得ているかを見せつけるものである。ガソリンフリー・排気ガスフリーで最高40 マイルまで電気で走り、更に数百マイルの延長走行が可能。
2010年型キャデラックSRX:キャデラックの次世代型ミッドサイズ・ラグジュアリー・クロスオーバー車。デザインを一新し、燃料効率の良いハイテク V6エンジンを2機揃えたほか、最先式の全輪駆動テクノロジーも用意した。定員5名のこのクロスオーバー車は、CTSにインスパイアされたインテリアで、今日のラグジュアリー購買層の心情と実利面にアピールするデザインとなっている。生産は春にスタートする。
2010年型CTSスポーツワゴン:キャデラックの北米初のワゴン車で、クラシックなワゴン車のボディスタイルを進化させたもの。機能性と燃料効率性に優れ、公道での走行で1ガロンにつきおよそ28マイルまで走る。ラグジュアリー層の需要の変化に対応するため、CTSスポーツワゴンの生産は春からスタートする。前身となるCTSセダン(こちらも今回の発表の1つ)と同様、CTSスポーツワゴンも、全輪駆動や40ギガバイト内臓ハードドライブ、ポップアップ式ナビゲーションスクリーン、サペリ材をアクセントに使用した手作業のカット&ソーによる内装などが採用可能となっている。
■ビュイック
2010年型ビュイック・ラクロス(世界初公開):デザインを一新した高級セダン「2010年型ビュイック・ラクロス」は、人気モデルとなったエンクレーブ・クロスオーバーの成功を足場に、ビュイック復興路線を継承する。ラクロスには、全輪駆動、高度な情報通信テクノロジー、セーフティ機能のほか、低燃費 V6エンジン2種が用意されている。エクステリアデザインは2008年北京オートショーで紹介されたビュイック・インビクタ・ショーカーを原型としている。
その他、2007年の「ノース・アメリカン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したミッドサイズセダンのサターン・オーラもGMラインナップで紹介された。33マイル/ガロンという部門トップの低燃費を誇る。
また、2009年型ポンティアック・ソルスティック・クーペも紹介。ルーフが取り外し可能なため、オープンカーとしてドライビングが楽しめるほか、さらにオールシーズンに対応できる。GM中型セダン系列のヨーロッパ版としてリリースされたばかりのミッドサイズセダン「オペル・インシグニア」も注目された。
インシグニアは先日、23ヵ国を代表する59名のオート系ジャーナリストが審査を勤める2009年「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれている。
1月17日、GMが用意した121,000平方フィートの展示場では、100台近く展示された。製品の歴史がタッチパネル式のPCでイラストとして紹介された他、エンジンやトランスミッションなどが展示され、そのデザインや技術を通じて、燃費、安全性や品質がどのように車両に反映されてきたかを物語った。
ゼネラルモーターズ社は、年間世界売上で業界トップの座に77年間君臨している、世界最大の自動車メーカーである。1908年に創業したGM社は、全世界に25万2,000名の従業員を持つ。本社をデトロイトに置き、34ヵ国で乗用車およびトラックを製造している。2007年には、ビュイック、キャデラック、シボレー、GMC、GM大宇、ホールデン、ハマー、オペル、ポンティアック、サーブ、サターン、ヴォクソール、ウーリン(Wuling)の各ブランドを通して、乗用車およびトラック937万台近くを全世界で売り上げた。GM傘下には、車の安全性、セキュリティ、情報サービスを提供する業界トップの OnStar社がある。さらに詳しいGM情報はウェブサイト(www.gm.com)に掲載している。
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